住宅ファイル制度のメリット
「住宅ファイル制度」とは、信頼のおける住宅のプロが作成する「既存(中古)住宅のプロフィール」。 新築物件とは違い、既存(中古)住宅の取引においては物件に関する情報が不足しがちなため、売買を検討する消費者にとって色々な不安がつきまといます。この制度の活用で既存(中古)住宅の様々な情報がオープンになり、「売主」にとっても「買主」にとっても適正な評価で不動産取引ができます。
売主のメリット
- ●リフォームなどを建物価格へ適切に反映できます。
- ●住宅ファイル価格を目安に、売出価格や最終売買価格を判断できます。
- ●基礎・躯体などの耐用年数や建物に関する様々な情報を買主に提供できます。
- ●不動産価値のある物件に対し、不当な価格や耐用年数が設定されることを回避できます。
買主のメリット
- ●建物の品質や、修繕履歴、改修の必要性など各種情報を知ることができ、購入検討の目安に。
- ●建物価格について金融機関から適切な評価を得られ、ローンを組む際の提出書類として利用が可能です。
- ●購入後の維持管理度合いや、耐用年数を把握できます。
- ●税法上の法定耐用年数よりも長い融資期間を設定することが可能になります。